■公園の垣根沿いを歩いていたら、ばっさりと木枝のかたまりが落ちてきた。カラスの巣か? と思って見上げると、コノハズクがこっちを見ていた。猫みたいに。けっこう「悪りいことしたなあ」という顔をしていた。可愛らしい。そういえば子供の頃のお風呂中、裏山で鳴くコノハズクの声が不気味で不気味で、恐ろしさに泣きじゃくったものだ。いま聞くと「春の夜長」という感じで、それを肴に飲めるほどの風情があるけれど。
それにしても天気がいまいちだね。晴れる晴れるといいつつ、晴れないわけじゃないけどコノハズクの巣が落ちるほどの風が吹く。砂が舞う。かと思うとずぶ濡れになる。この4年くらい、どうも天候が怪しいなあという感じがするよ。ま、それもまた風情。コノハズクの巣は木っ端みじんだけれど、それが きょうの眺め だね。
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