なんだか分かります?
BMXを組み立てていると[ リア・ホイールをエンドに組み込むときにどうしても少しだけエンド幅が狭い ] [ うっかり「コンっ」とホイールを組み込んでしまうと取り返しの付かないような傷が付いてしまう ] あるいは[ ひとり作業でリア・ホイールを組み込むのはかなり大変 ]なんてことがあります。こいつはそんなとき、少〜しだけエンド幅を拡張してくれるアイディア道具なんです。
実際はこんなふうに使います。
シートチューブの内側面にこの器具をあてこみ、真ん中の部分をくるくる回してやると僅かづつエンド幅が拡張できる。そういう道具なんですね。
で、実際にmongooseで試してみると………おー、広がるではないですか! これならリアホイールの装着がひとりでも楽々と行えそうです。建築部材の「ターンバックル」というものと「ワイヤークランプ」を組み合わせて製作されていて、写真のような小型のものならばホームセンターなどで簡単に手に入るものです。「う〜ん。アマチュアの知恵おそるべし(失礼!!)」。プロにはプロの道具と方法があるのですが、このアイディア、目から鱗なのでありました。
この器具、材料費は僅か数百円也ですから、ひとつ作って工具箱に入れておくといいかもしれません。作業結果について、わたしは何の責任も負えませんが。
ちなみにエンド幅を拡張するのは ” 数ミリ ” の範囲内に収めることをおすすめします。あまり開かせるとフレームの精度が狂ってしまいます。さらにはシートチューブが折れたり曲がったりしますから。エンド幅を大きく拡張させたい方はまずはBONZに相談してみてください。
ひさびさの「きょうの収穫」でありました。
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