■平成29年が終わる。だからといってこの歳になると何の感慨もないのだが、今年はこれまでの倍以上のたくさんのお客様とお会いしたのが印象的。そしてそれはなんだかとても嬉しい感じがする。場面、場面の記憶が眩しくのこっているのだ。海外の雑誌やその他の媒体にもけっこう紹介していただいた。取材においでいただいたり、あるいは呼んでいただいたり。ウチの場合、手技が意味を持つ業務だからそういう実務以外のことで自転車を組むことのクオリティが落ちない様、とっても気を使った。繁盛している人気店だから、その [ BONZ BROS. ] という看板でクオリティをなおざりにするのは恥ずかしいことだと思うから。あ、いや。思うまでもなく、そうなったら自分が自分に耐えられないかも。そんなわけで色々イロイロ、やたら忙しい一年だった。そしてそれは少し時間が経ってから、嬉しい記憶へと変っていく。
夕方河原で、その昔「何も足さない、何も引かない」というテレビ・コマーシャルがあったなあ。それって純度が高いということだ。そういうふうにあることがその先の ” 嬉しさ ” へ繋がるのだなあ。と、思いながら空を眺めていたら、くっきりとした夕焼け空が、座っている真正面に落ちていった。キラリと明るく光りながら。だからといって、この歳になると何の感慨もないのだが……..。そのような きょうの眺め .
今年お会いできたみなさん、ありがとう。
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