◾️ものすごく色々な人が出てきて色々な時代を行き来する夢を見た。やたら懐かしかった。懐かしさってのはときに苦く、甘くて眩しい。記憶を辿ればどこかに置かれている断片に違いないが、その糸は複雑に絡み合っていて見つけることもできない。月が赤く輝いていたので河原までそれを眺めに行ったら、コオロギの声がなかなかのものだった。土手に腰掛けて話している若者が多数、島のように点在している。ここ5日くらい、昼間は暑いけれど帰り道が寒い。秋なんだなあ。もう。コオロギは弾むように挑むように鳴き続けている。 そんな きょうの眺め .
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