■お客様から、反対でも賛成でもないけれど、そこに原発があるから見に行く。という、メールを戴きました。再稼働なる(かもしれない)地元の原発を、OLD SCHOOL BMXに乗って、時間をかけて距離を走り、ダートの林道(原発道)を上り原発を眺める。
乾いた路面、真夏の強い日差し、吸い込むとむせ返るほどの草いきれ、くっきりと浮かぶ白い雲、木々が作りだす強いコントラスト。
無音。
OLD BMXが砂利道を掻いて進む音だけが響く。風。長い上りの果てにやがて眼前にその原発はあらわれる。原発はただ静かに遠く横たわっている。警備の目。黒いOLD BMXは止る。沈黙。そしてただ黙って帰途につく。
ただそれだけ。
けれど、その「ただそれだけ」のために走るなんてイカシテルよね。行きたいから行く、見たいから眺める、やりたいから動く。そこにBONZ BROS.がコンプリートしたOLD SCHOOL BMXがあることが嬉しい。そしてこの先にある眺めは、行った者のみぞ知るところ。
いいね。
うん、イカシテルよ。
それにしてもこのダート帰り道、かなり羨ましいなあ。
「夏は遊ばなきゃね」このオーナーの伝言です。
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