■どうもね、5年くらい前から竪穴式住居が気になって仕方がないんです。そう。縄文時代の方たちが暮していたとされる住居のあれです。棟やケラバの感じもたまらないものがあるのですが、その構造の美しさと風合いがいい。そしてなんといってもそこにある室内空間の安堵感は、現代のどんな豪華なプライベート空間よりも優れているのではないかと思えてしまう。みなさんはちゃんとした竪穴式住居をちゃんとご覧になったことがあるだろうか？ なかったらどこか近く（の博物館とか）に必ず再現されたものがあると思うから見てみて。素晴らしいよ。
夕暮れ。陽が傾くにつれ、薄暗くなっていく室内。そこにはちろちろと熾火が燃え、僅かに仄暗く部屋を照らす。その合理性もなかなかのもので、もちろん夏は涼しいし冬は暖かい。意外なほどに広い空間は、ちょっとだけ” 外 ” な感じがしてなんだかとても自由感があるよ。あ〜、竪穴式住居！ いいなあ。洒落たバーの1000倍くらい憧れちゃうなあ。ちょっと外だから、自分のBMXだっていつも傍らにカッコよく眺められるしね。
なんて考えていたら、やっぱりどうも縄文式の家を作りたくなってしまったよ。本気（笑）。構造はずいぶん前から考えていて、ちょっとした図面も描いたりしているんだ。そんなことを模索しながら見上げる きょうの眺め 。作るぞ、つくるぞ。
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