■1月1日は店を開ける前に少し走った。だってOLD SCHOOLな自転車屋だからね。技術だけじゃなく、走る気持ちよさや感覚だっていつも解かってなきゃ。1月1日の東京は、1月1日の東京のお正月の風だった。あたり前のことだけどあたり前じゃない。東京のお正月には東京のお正月の風の匂いってものがある。それがいつもの年のようにあるというのは、いわゆるひとつの幸福だと思うのだ。「どこか南の島のお正月はどんな匂いがするんだろう」と、頭に浮かべた。
もどって店を開けると ” やはり ” 暇なオヤジたちがやってきた。大晦日も、元旦もみんな(ここで)いいのか? そして(BONZでは)あたり前だけどあたり前じゃないこんなことをとても嬉しいと思った。みなさん、店のドアを開けながら「いると思った」と云った(笑)。なんだろう? この感じ。気持ちが清かである。「暇なオヤジ」ってけっこうイカしてるなあ。そう思った。ジャンルやカテゴライズなんて越えちゃってるよな。
ところで、久しぶりに乗ったmongooseはやっぱりおもしろかった。穏やかなお正月のOLD SCHOOL BMX。いいね。
乾いた風の中を古いちっぽけな BMXが行く。おもしろいから走ろう。疲れたら休もう。気持ちのいい場所で。話がばらばらだけれど、そんな中見た きょうの眺め 。
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