◾️「じゃあ、またね〜 」と店を出て数分。困ったような、少し嬉しいような顔でお客さんが戻ってきた。見ると見事なチェーン・リングの破損。「その顔、なんかわかる」と、思ってしまった。どうしてって、そこには「破損するまで使った」という誇らしさ。あるいは「次は何を使おうかな」という希望があるから。壊れたことがちょっと嬉しくもある。自転車乗りって面白いよね。しかしそこで怪我なんかしてしまっていたら話は違うのだけれど。無地で何よりでございます。
ちなみに破損の要因はチェーン・リング・ボルトの緩み。そこから斜め方向の力を受けてギヤ板はひん曲がり欠損してしまったのですね。この車両のこの部分はわたしが組んだものではないけれど、作り手としては身の引き締まる思いを同時に感じる きょうの眺め .
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