◼️街路樹でツクツク法師が鳴いているのを見つけた。ツクツク法師は夏休みの終わりから新学期始まってすぐの登校のときに声をあげる、わたしにとっては「なんか哀しい」蝉であった。「やめてよー」って感じ。だって、新学期だよーという合図のような蝉なのだもの。野放図な夏の冒険はもう終わり。規則に従った日々がはじまる。その象徴のようなやつなのだ。美しい見た目に反して、鳴き声の喧しさもまだ残る暑さをしらけさせる感じがする。
しかしこの年になって思うのは「ああ、夏の喧騒が終わり、やっと自転車の季節だなー 」なんていうこと。色々なこと(もの)が慎ましさを取り戻して深みを増し、その輪郭を示してくれる季節のはじまり。そのような気もするのである。そういう感じってなかなかにいい。たかだか蝉の鳴き声に何言っとんねん。なんて思えるかもしれないけれど。
そして昨晩から東京は秋の匂いに満ち満ちている。なんか嬉しいなあ。そんな きょうの眺め .
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◾️This is a type of cicada called Tukutukuhoushi in Japan. He gives a loud squawk at the end of summer.